普段の日曜日、天候が悪くない限り府中カントリークラブ通いをしています。
三年前の現役時代は大利根CCまで車を運転して通っていましたが
風呂上がりの一杯が呑めなくなり行く機会も少なくなっていました。
それと大利根CCまで電車では遠くて乗換えが多くめんどくさくなり
社長交代と同時に早くから会員になっていた次男と同じく長男に譲る。
府中CCは昭和50年代に入会していますから35年以上在籍しています。
入会当時は実社会で活躍している企業人も多くクラブには活気もありました。
当時から年一回の会員総会、株主総会であれに荒れてマスコミ、週刊誌の
話題になった事も、何しろ株主会員1300人の総会屋と冗談話もあった。
現在は定年退職後の実社会から離れた老人集団と勘違いするほどの
クラブになっています。私も73歳になっているのでその中の一人になります。
そんな実社会から縁の薄くなった会員同士が総会で決定したグリーンをはじめ
コース改造計画を実行に移すことになりました。
私はゴルフプレー出来る残り人生80歳までを逆算して6年10ヶ月しかありません。
コース改造については反対運動に声を出して阻止に回りましたがダメでした。
(私達を含む後期高齢者が全員死んでから総会にかけて改造しても遅くない)
コース改造には半年間も営業中止になり、その期間の固定資産税2億円以上
改造費4億円、休業中の人件費、維持管理費負担など多くの出費が重なります。
赤字会社であれば企業経営者は半年休んでこのような投資はしないでしょう。
コース改造しても丘陵コースが林間コースになる訳でもないし、
距離が伸びる事もないし、池を造っても、グリーン改造が一段と良くなっても
今後、男子、女子のJGA主催のビックゲーム(日本オープン)が開催出来る
コース内容には絶対になれない、ちんまりした箱庭丘陵コースなのです。
並みの冠トーナメントコース開催も見込みはないでしょう。
(プロの試合を開催してもらってもこちらが困るだけ)
半年間はビジターとして渡り鳥並にあちこちのコースでプレーすることにします。
セガレの紹介状を持って通いなれている大利根CCに行く機会も多くなるでしょう。